生理症状の周期を知って、自分をコントロールしましょう

生理について

女性にとって生理は、思春期から長年きってもきれない友達のような存在。「今月もやってきたのね」と、生理がきたことに一喜一憂している女性も多いことでしょう。
とはいえ、生理が女性の身体や心に与える影響は大きく、日常生活を左右されてしまうこともあります。
だからこそ、生理症状の周期を知って、体の調子を自分なりにうまくコントロールしていきましょう。

 

基本的な生理症状の周期

生理症状がおこる周期は、大きく分けて卵胞期・排卵期・黄体期の3つの時期月経期(生理)から成り立っています。それぞれの時期によって、女性の身体と心に大きな変化を与えます。

何があったわけでもないけれど、なんとなく気分がすぐれない日があったりしませんか。
もしかしたら、その症状は生理周期が関係しているのかもしれません。

生理周期の数え方

生理周期の数え方は、生理が始まった日が1日目になります。
生理が始まった日である1日目から、次の生理が始まるまでの期間が「生理周期」です。例えば生理開始から29日目に次の生理がきた場合の生理周期は28日となります。

 卵胞期

生理が始まってから6日目あたり、ちょうど生理が終わる頃から排卵期までの期間にあたる低温の時期が「卵胞期」です。

「卵胞期」には、卵胞ホルモンであるエストロゲンが分泌されます。エストロゲンが分泌されることにより、女性の身体はいつも以上に女性らしさを引き出され、身体は一番調子がよく肌も髪の毛もツヤツヤになります。
気分的にも清々しい状態でいられるのもこの時期です。

 排卵期

生理が始まってから14日目前後に訪れるのが、卵胞ホルモンの分泌もピークを迎える「排卵期」となります。

「排卵期」には、月経痛と似た排卵痛を感じる人もおり、排卵出血という少量の出血をおこしてしまう人もいるほどです。意味もなくだるさやほてりも感じ、腹痛や腰痛、便秘や肌荒れなど不調を感じる女性が多くみられます。
生理周期のなかでも、LH(黄体化ホルモン)を大量に分泌し、一番妊娠をしやすい身体になるのが「排卵期」です。

 黄体期

排卵を終え、次の生理が始まるまでの期間が高温期となる「黄体期」となります。

黄体期には、黄体ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。
プロゲステロンが分泌されることにより、子宮の内膜が柔らかくなり、人によっては下腹部の違和感・不快感に気づくことがあります。

黄体ホルモンには、精神的に不安定な気持ちを与える作用があるので、明るくなってみたり暗くなってみたりと精神的にもデリケートな時期ともいえます。

 月経期

月経期(生理)では、妊娠しなかったことにより不必要となった子宮の内膜が剥がれて血液と共に月経として排出されます。

女性の身体が生理痛や腰痛、頭痛などの痛みや、吐き気、むくみなどの様々な不調を感じることが最も多いのも「月経期」でしょう。

 

正常な生理周期とは?

正常な生理周期は、25~38日となります。
毎月決まって25~38日の周期で定期的に生理がくるのであれば、正常な生理周期といえます。
正常な生理周期の場合、多少日にちがずれることがあっても2~5日程度のずれであれば問題ありません

 

生理周期が長くなるとどうなるの?

生理不順で生理周期が長すぎる場合「稀発月経」と呼ばれます。
「稀発月経」は、黄体ホルモンや卵胞ホルモンなどといったホルモンバランスが、ストレスや睡眠不足、食生活の乱れや過度の運動やダイエットなどによって崩れてしまうことが主な原因です。

規則正しく生活しているし、精神的にも安定しているのに「稀発月経」になってしまうという人は、その他にも病気がかくれている可能性があるので、一度専門医に相談してみるとよいでしょう。

 周期が遅いといわれる目安

正常な生理周期の範囲は25~38日周期ですが、生理不順で遅くなってしまう人もいます。39日~3ケ月かかってしまうのが生理周期が遅い目安になります。

 周期が遅くなって起こる症状

「稀発月経」などで生理周期の長いときは、なかなか生理がきにくいだけでなく、骨密度や記憶力が低下するなどの症状が現れることもあるので注意が必要となります。

 

生理周期が短すぎるとどうなるの?

生理不順には生理周期が長すぎる稀発月経と反対で、生理周期の短すぎるものもあります。
生理不順で短い間隔で生理周期がくることを「頻発月経」と呼びます。

「頻発月経」は、主に卵胞期に卵胞の成熟がうまく行われなかったことや、黄体期にプロゲステロンの分泌がうまくいかなかったことが原因で、結果的に生理周期が短くなることをいいます。

 周期が短いといわれる目安

「頻発月経」と呼ばれる生理周期の短い生理不順は、24日以内が目安になります
「この前生理が終わったばかりなのに、2週間ちょっとでまた生理がきてしまった」などという場合は「頻発月経」の可能性があります。

体調によってまれに起こることがありますが、何度も生理が24日以内できてしまう人は、黄体機能不全や排卵障害などの可能性もあるため、一度専門医の診察を受けてみてください。

 短すぎる周期で現れる症状

「頻発月経」などの生理不順の場合、正常な生理周期の人に比べて生理回数自体が多くなります。生理回数が増えてしまうことに比例して、月経回数や月経量も増えるため、貧血症状が現れてしまうことがあるのです。

 

月経期の期間と症状

 正常な生理期間の日数

「私の生理って3日しかない」という人や「毎月1週間たっぷりと生理がある」といった人など生理の日数も様々です。
一般的に、生理の日数が3~7日の範囲であれば正常な生理となります。

 正常な生理症状

生理中には様々な体調の変化が現れますが、腹痛・頭痛・腰痛などの生理痛があっても、市販の鎮痛剤で痛みを軽減でき、日常生活を過ごせるようであれば大丈夫です。

もし、「市販の鎮痛剤を飲んでも痛みが和らがない」など日常生活を過ごすのも困難というときには、子宮内膜症や子宮筋腫といった病気である可能性もありますので、一度婦人科での診察を受けることをオススメします。

 

生理の周期を把握して自分の身体をコントロールしよう

自分の生理周期はどのタイプになるかを見極めることができたら、生理周期による体調と心の変化が起こる時期も把握できたことでしょう。

どんなに頑張っても肌のノリが悪く、なんだか気分のすぐれない時期は「今はホルモンバランスの影響が出る時期だから」とある程度割り切って過ごしてみるのもよいかもしれません。

軽い運動やマッサージ、バランスの良い食事やたっぷりの睡眠で、生理周期における心と体のバランスをうまくコントロールしていきましょう。

 

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