内側から健康になれる、PMS軽減に役立つ食材

私達は植物と違い、体内で養分を合成できませんので、食事として栄養を外部から摂取しています。だからこそ、 PMSの期間中も、毎日の食事を気遣うことを忘れないようにしたいですね。
でも、実際のところ、どんなものを食べていったらいいのだろう?という疑問はあるかと思います。
そこで、 今回はPMSの時に積極的に食べたい料理について、理想の食事イメージを目指したメニューについてお話していきます。
栄養素を意識して食材を選びましょう

PMSの症状軽減に役立つ料理のイメージは、健康を意識した「田舎のおばあちゃん家で出てくるようなご飯」になります。
では実際にどんな材料を使うのがいいのか。まずは栄養素の面からご説明します。
PMSのときに補うべき栄養素は以下の5種類です!
ビタミンB6
カルシウム
マグネシウム
イソフラボン(大量摂取はNG)
カリウム
PMSの際には、このような栄養素を多く含む食材を摂ることをオススメします。
食べるだけで今すぐPMSが良くなる!というわけにはいかないかもしれませんが、日々の食生活で不足しがちな栄養素を補うことで、PMSの軽減や予防に繋げていくことはできます。地道に積み重ねていきましょう。
買い物の仕方にもコツがあります

私は昔から料理が好きで、いつも自炊。友人と集まるときは自宅で食事会にするようにしており、いつも健康的なご飯食べてるよね、と言われています。
私自身、実はPMSをほとんど感じない珍しい体質です。
そして、PMSに関して調べれば調べるほど、PMSの改善にいいといわれる食材が、普段買っているものと似通っているのに気が付きました。
では、買い物に行くときはどういったところを見ながら回るのか。
食材の名前を見ているだけだと、いまいちイメージがわきにくいかと思いますので、私が実践している、スーパーの回り方を踏まえてお伝えしていこうと思います。
まずは、野菜コーナーに注目
最初は野菜コーナーに入り、こういった食材に注目します。 真反対側の菓子パンコーナーから入ったりしないよう気をつけましょう。
パプリカ … ビタミンB6
キャベツ … カルシウム
きゅうり … カリウム
トマト … カリウム
ごぼう … カリウム・マグネシウム
人参 … カリウム・カルシウム
ブロッコリー … カルシウム
栄養素ももちろんですが、食材は目で見てカラフルに楽しくなるよう選びましょう。
基本的に、野菜コーナーで手にとってはいけない野菜などありません。その時の気分に合わせて気になるものをどんどん選んでみましょう。
豆製品コーナーで使いやすいものをチョイス
豆腐 … イソフラボン・カルシウム・マグネシウム
油揚げ … イソフラボン・カルシウム・マグネシウム
茹で大豆やミックスビーンズ … イソフラボン・カルシウム・マグネシウム
納豆 … イソフラボン・カルシウム・マグネシウム
豆製品のコーナーは、切って出したり、パックのまま食卓に出すこともできる時短食品が揃っています。栄養がしっかり取れるだけでなく、食卓の1品になるので便利なコーナーです。
乾物コーナーは不足分の追加になります
昆布 … カルシウム
ひじき … カルシウム・マグネシウム
ワカメ … カルシウム・マグネシウム
切り干し大根 … カルシウム
乾物コーナーの食品は、乾燥状態のため保存が効き、消費期限もあまり気にしなくていいのが助かっています。少し食材が足りないな、という時に乾物があると便利です。
魚・肉コーナーもしっかり活用しましょう
ちりめんじゃこ … カルシウム
まぐろ … ビタミンB6
かつお … ビタミンB6
鮭 … ビタミンB6
鶏肉 … ビタミンB6
よく使うメインの食材を調べてみると、見事によく買うお魚とお肉(安いという理由で買ってました)でした。お財布にも優しいです。
乳製品コーナーはカルシウム補充に最適
チーズ … カルシウム
牛乳 … カルシウム
朝の忙しい時にもサッと口に運べるようなものがあるので便利です。ですが、チーズはハード系のものを選んでしまうと、塩分がかなり多く浮腫みやすくなってしまいますのでご注意ください。
必要があれば、パンや他のものを買い足します。(この時点で結構カゴが重いので諦めてレジに行くことも度々。)
調味料に関しては、見ると周囲の棚に誘惑が多く、無駄なものまで買ってしまうので、別の日に必要なものを書いて、それに必要なお金だけ握っていくことが多いです。
このように、買い物の仕方を工夫するだけで、余分なものは省きつつ、PMS対策に必要な栄養素が補給しやすくなります。
自分の体を自分で作る
あとは自宅に帰り調理をします。買ったものの調理に関しては、基本的にはシンプルに焼いたり煮たり、切ったりしてさっぱりとした味付けで食べています。

気をつけているのは、出来たものに頼りすぎず、何でも自分でやってみることです。そうして作った料理が私のカラダの血となり肉となる、と考えるとなおさらですね。
先日黒豆を煮てみたのですが、どれだけ砂糖を入れても近所のスーパーの煮豆の味にはならず…。 一体どれほどの砂糖が入っていたのだろうと改めて驚きました。
自炊を通して、どれだけ調味料が使用されているか知るきっかけにもなりますし、足さないで美味しくなる方法はないかな?と考え出すので、やはり自炊って素敵ですね。
体内へ取り入れられたものは確実にあなたのカラダを作っていくものになりますので、ぜひ内側から健康を目指してみてください。 よろしければ皆さんも、楽しいスーパー歩きと健康な食生活を送ってみてください。