PMS改善は、体への思いやりから!生活改善おすすめ3ポイント

だるさ、疲れ、浮腫みなど、気分の浮き沈み以外にも、体の不調として様々な症状が出るPMS。
今回は、そんなPMSの症状のなかでも、そういった体の不調にフォーカスした、セルフケアについてお伝えしていきます。
PMSにおける体の不調を軽減するのに大切なのは、自分の体を思いやるための「ライフスタイルの見直し」です。PMSの対策について色々調べている人も多いかと思いますが、これがシンプルな答えです。
では、具体的に自分を思いやるための生活改善のポイントとして、「食事」「睡眠」「運動」の3つに注目していきましょう。
食事の見直し【中食を減らす】
「中食(なかしょく)」という言葉をご存知ですか?
「中食」とは、惣菜や弁当などを買って帰り自宅で食べる食事のことです。
毎日の食事を見直すなら、中食の頻度を減らすのがおすすめです!

何年か前のことですが、日本で中食の家庭が増えているとニュースになっていました。
単身・共働きの家庭が増えた現代では、中食をすることが非常に多く、手軽にお腹が満たされる分、忙しい現代社会では重宝されがちです。
でも、心も体も健やかなライフスタイルを送る、という点では必要以上の利用は避けたほうがいいのではないかと感じます。
現代では、家庭での自炊が難しかったり、外食するにも時間が合わせられない、ということが多々あることは確かです。
とはいえ、中食では濃い味付けのものや塩分が多いものを胃を満たすためだけに食べてしまいがちになるので、少しずつ頻度を減らせるといいですね。
無理のない頻度に減らす
もちろん、全く利用しないというは難しいと思いますので、週に1~2回など、回数を決めて利用していくといいかもしれません。
たまに息抜きをするのが悪いことではありません。もし、それでもやっぱり手作りがいい!とお子さんや家族から言われたら、嬉しいですね。
食事には、その人の生き方を表す側面があると思います。
心と体、双方を満たす力を持っていますので、毎日繰り返し行う「食事」の時間も、大切に考えていきたいですね。
睡眠の見直し 【寝る準備を整える】

ポイントは、「体が眠る準備をする」こと。
これはよく言われる一般的なことかもしれません。脳・体がスイッチをOFFにする準備をさせてあげることが大切です。
睡眠前に心がけるポイントをいくつか挙げてきます。
ブルーライトが発せられる携帯やTVは、就寝前の30分程度使用を避ける
スマートフォンやパソコンを長時間、仕事で使っている人には、寝る前の30分間そういったものを使わないのが特におすすめです。
もし、お部屋の照明が欲しい方は、間接照明を活かした落ち着いた雰囲気にしましょう。可能であれば、寝る時に間接照明も消せればベスト。私自身、ランプシェードを消して寝るようになったら朝のスッキリ具合が変わりました。
可能であれば、寝る時に間接照明も消せればベスト。私自身、ランプシェードを消して寝るようになったら朝のスッキリ具合が変わりました。
音楽は眠りに導かれるようなものを聞く
テンションが上がってしまうアップテンポな曲は避けたほうがいいですね。少し小さいかな?というくらいの音量でスリープタイマーをかけてやってみましょう。
鎮静作用のあるラベンダーやカモミールの香りを嗅ぐ
快眠に一番効果を発揮するのは、嗅覚といわれています。お店をまわってみて、つい深呼吸したくなるアロマの香りが見つかれば、それが一番自分に合っているかもしれません。
食事は寝る時間の3時間前に終わらせる
横になっていても、胃が消化の真っ最中では、良い睡眠は得られません。空腹の状態が難しければ、消化の良いものを軽く食べる程度にしましょう。翌日食べることを楽しみにとっておくのもいいかと思います。
ダイエットも兼ねてPMS予防もしてしまいましょう!
湯船にしっかり浸かり、1日のリセット
40℃程度のぬるめのお湯にゆっくり浸かりましょう。リラックス効果だけでなく、体内の血液が循環し、余分な体内の熱が放出されていきます。体温が下がる時に人はよく眠れるようになり、寝付きやすくなるそうですので、ぜひお試しください。
働く女性・妻として時間の融通が効かず、毎日心がけるのは難しい点もあるかもしれませんが、その場合は週に1日からでもいいので実践をしてみてくださいね。
運動の見直し 【有酸素運動をする】
PMS改善においては、運動をすることも大切です。
では、どういった運動を取り入れるのか?
自宅や日常でできるものを行う or ジムに通うという選択があると思いますが、ここでは、「どの運動を取り入れるか」というものはあえて指定しません。
週3回、30分程度といったある程度の周期を決めて、有酸素運動を心がけてみてください。
有酸素運動は、継続的に行うことで集中力の低下や疲労などを緩和する効果があります。身体を動かしている間、PMSから意識がそれるというのもポイントです。
ただし、PMSの症状がつらい時や、体調が悪い時に、無理をするのはやめておきましょう。

長く続けるためのコツ
とはいえ、 食事や睡眠とは違い、 生活の必須項目ではないからこそ、継続的に続けるのが難しい!と感じることもありますよね。
継続的に運動を続けるためには、自分の性格にあわせて、好きなことと運動を掛け合わせてることが必要です。
嫌いなことや苦手なことは、絶対に続きません。
飽きっぽい私も運動がライフスタイルに
私の場合は、surf fit(サーフフィット)やヨガなど、複数のプログラムがあるジムへ気が向いた時だけ通っています。
飽きっぽく、水泳やランニングといったものも挫折したことがある私が、何故今のジムが続いているのか?というと、両親の影響から様々な音楽を聞き流して過ごすことが好きな私にとって、好きな音楽が流れているそのジムの環境が、ぴったりだったからです。
激しい運動ではありませんし、週に1・2回程なので、ダイエットにも筋力作りにもなりません。
ですが、自分のペースで自分の好きな音楽とともにできるというのが心身ともに良い影響を与えていると感じています。
健やかなライフスタイルを目指すのであれば、ひとまずその程度でいいと思います。
皆さんの好きなことはなんですか?性格的にどんなタイプですか?
自分に合う、続けられる方法を探してみてくださいね。
自分への思いやりがライフスタイルを変える第一歩

3つのポイントから、PMS症状軽減のための生活改善についてお話してきました。
もし、実行してみたいけれど、時間がない…気力がない…という方は、下に書いたようなことから少しずつ始めてみてください。
- 家事をしながら好きな音楽を流すなど、生活に好きなものを取り入れる
- 月1回でもいいので思いっきり休む日を作る
- 忙しいからそのうちやろう、と思っていたことを、積極的にやってみる
はじめは、こういったことでいいんです。 一度にあれこれ変えようとすると大変かもしれませんが、 こういった些細なことからの意識改善が、生活改善に繋がります。
周りの様子を気にかけるだけじゃなく、あなたらしく充実したライフスタイルを送りましょう。ぜひ、外へ向いている矢印を一度自分に向けてあげてください。
PMSを改善していくための長期的な対策には、地道な積み重ねが必要です。でも、どんなことも基本的には「生きること」に繋がっている要素なので、無理はせず取り入れられるものから習慣づけていきましょう。