苛立ちを感じたらチャンス!?気分コントロールで活動力をアップさせよう!

気分の変化が起こりやすいPMSの時など、「ちょっとしたことでつい怒ってしまった…」なんて自分にうんざりしてしまう人も多いかと思います。
でも、そんな怒りの気持ちは、上手くコントロールすることで人の活動力をあげてくれる効果があるんです!
今回は、イライラした気分を上手に調整して、自分の活動力をアップさせるという内容をお伝えします。
怒りは活動力の源!?
人の体は朝起きると、生活を送る上で大切な「ノルアドレナリン」が放出することで、日常の生活を送るための体つくりを始めます。
「ノンアドレナリン」がたくさん放出されると、人は興奮した状態となり、苛立ちを感じてしまうのですが、実はこの神経伝達物質には、人の気持ちをやる気にさせる力があります。
つまり、怒りの力=やる気パワーといっても過言ではないのです。
怒りの力をなくすと人はヤル気パワーなどの活動力の元となる力まで失ってしまいます。
怒りを上手くコントロールするには?

誰だって、苛立っている自分の姿なんて、嫌になりますよね。
怒りを解決させるためにまず必要なことは、自分が怒っているという感情に気づくことです。
そしてつぎに、「なぜ自分は苛立ちを感じているのか?」について原因を探ってみましょう。
苛立ちの原因が分かったら、自分の気持ちにどのような対処をすればよいのかを見つけ出すことが大切です。
気づき→原因の判明→対処
これらの流れに対応できれば、自分自身の苛立ちをうまく調整できるのではないでしょうか。
怒りの原因、どうやって知る?
人が苛立ちを感じるのは、 ある種のパターンとなる要因がよくあります。
イライラしたけれど、なんで怒っているのかよくわからない…という時は、下記のパターンに当てはめて考えてみてはいかがでしょうか?
- 自分にとって思ってもいない行動や言動をされた
- 自分にとって大切にしている価値観を侮辱 or 無視されたと感じた
- 自分にとって非常識なことをされた
- 期待外れなことをされた
- 体や心が弱っている
イライラをなくすより、上手なコントロールを意識
怒っているときにたくさん放出される神経伝達物質「ノルアドレナリン」には、人が活動的に過ごすための活力としての側面もあります。
そのため、単に怒らないようにする、イライラをなくすようにしてしまっても、何をするにもやる気の起こらない状態へとなってしまいます。
人が活動力をアップした状態でいられるためには、苛立ちを単に消すのではなく、上手にコントロールすることで活動力をアップさせ、物事にもアクティブに取り組める最適な状態を作ります。
自分のイライラをうまく調整する方法6パターン
怒りの力を上手に活動力がアップへつなげていくために、自分に合った気分のコントロール方法を知っておくことが大切です。
ここでは感情を調節するために有効的な方法をいくつかご紹介します。
深呼吸をする

苛立ちを感じている時、気づいたらつい息も荒くなっていますよね。
荒い呼吸のままでは心も落ち着きません。
まずは、じっと目を閉じて深く息を吸って静かに呼吸をしてみましょう。
何回か深呼吸を繰り返していくうちに、少しずつ気持ちが落ち着いてきます。
自分が怒っている理由を考える
気持ちのコントロールも兼ねて、怒っている感情に気づいたら、なぜ自分は怒っているのかを冷静になって考えてみましょう。
怒っている理由を自分自身で認識できれば、「なんだ…たいしたことじゃないのに」と気持ちが落ち着けば、苛立ちをおさえるためにするべきことが分かり、怒っている自分に対してどのように行動すればよいか分かります。
居場所を変える
怒っているときに、その場にとどまっていても気持ちがなかなか収まりません。苛立ちを感じたら、今いる場所から離れて、自分の居場所を変えてみてください。
人は場所を変えることによって怒りが和らぎ、冷静に物事を判断できることも多いようです。
相手の立場になって考えてみる
気分の苛立ちを感じはじめたら、相手の立場になって物事を考えてみましょう。
「〇〇されたら自分は気分よくないだろう」など、相手の思いを知ることで、自分だけでなく相手の立場での気持ちが理解でき、苛立ちを感じた心も落ち着きます。
自分の興味をほかに向ける
苛立ちを感じている自分に気づいたら、自分の好きなグッズやお気に入りの写真に目を向けてみましょう。
自分の好きな物を見たり考えたりすることで、人は自分の感情を調節できることも多いのです。
目線をあげてみる
人は怒っているとき、視線をあげることで怒りの感情を軽減することが可能です。
実際、怒っているときは、目線が下にむいていることが多いと思いませんか?
怒っている時にこそ、意識しながら視線をあげて、感情をキャッチする脳への信号を遮断させてしまいましょう。
苛立ちをマイナスに捉えすぎないで
人の怒りの感情が活動力の源になるなんて、怒ることも悪いことだけではないと思えたらちょっとだけ気が楽になりませんか?
PMSなどでささいな事を理由に苛立ちを感じた時にこそ、自分自身の心を整理したり、相手の立場になってみたりして、少し冷静になれる瞬間を作ってみましょう。
冷静な時間が作れるようになったら、怒りパワーをコントロールできるようになった証拠です。
その気持ちをバネに活動力もアップした、新たな自分を発見してみてください。