ホルモンバランスを整える、おすすめのツボ6選&ツボ押しの秘訣

季節の変わり目は、ホルモンバランスや自律神経のバランスを乱しやすくなります。
時間の問題だと思いつつも、辛いのは我慢したくありません。
そこで、簡単にできるツボ刺激についてお話します。
ツボを押して、ホルモンバランスを整えましょう。
ホルモンバランスが乱れる原因
ホルモンバランスが乱れる原因としてよく知られているのは、この3つではないでしょうか。
- 年齢
- ストレス
- 生活リズムの乱れ
自律神経のバランスも乱れる

ホルモンバランスはとてもデリケートで、ささいなことで簡単に乱れてしまいます。
そして、その崩れが自律神経にも影響を及ぼし、頭痛や呼吸困難、動悸や不眠などといった自律神経失調症状が見られるようになります。
自律神経は、自分の意思ではコントロールできませんので、まずは生活リズムを整えることが大切です。
脳下垂体はホルモンの司令塔
ホルモンは、脳にある脳下垂体という部分から送られる信号によって分泌されます。
脳下垂体はとてもデリケートで、季節やストレスに敏感。
だからこそ、ホルモンバランスを整えるためには、まず脳下垂体のケアを行うことも重要です。
では、何をしたらいいかと言うと、「ストレスは溜めない」ということ。
ストレス自体を受けないことは難しいですが、ツボを刺激することで身体のストレスは解消できるので、その効果的な方法をお伝えします。
簡単にできるツボ刺激
ツボ押しは道具を揃える必要もありませんし、気がついた時にすぐ行えます。
そして、心身のストレスを解消することができます。
私たちにできる簡単な刺激方法は3つ。
- 親指で押す
- 3本指で撫でる
- 揉む
ちなみに、親指で刺激するのでは物足りない!と感じてしまう私は、人差し指を曲げて第二関節でグイっと押していくのがおすすめです。
息を吐くときに刺激を与える
ツボを刺激するときにも、効果的な呼吸方法があります。
それは、「息を吐くときに押して刺激する」ことです。
5秒押したら5秒休憩、痛いけれど気持ちいい力加減で数回繰り返し押しましょう。
呼吸を意識するメリット

5秒押したら5秒休憩、という具合で繰り返しツボに刺激を与えますが、このとき力加減の他にも意識してほしいのが呼吸です。
一定のリズムを刻むと身体は自律神経を整えやすい環境になるので、相乗効果がありますよ。
いつツボを刺激するの?
ツボを刺激するタイミングは、ストレスを感じてるとき、イライラや生理痛といったホルモンバランスが乱れていると明らかにわかっているとき、その前兆がわかったときがいいでしょう。
しかし、身体が辛いと感じているときに、なんとなくツボを押して見ても効果があるので大丈夫。
手のツボは、いつでも手軽に刺激することができますし、足のツボは、お風呂に入ってリラックスしている時に刺激するのがおすすめです。
身体も温まって筋肉の緊張もほぐれていますから、より効果が現れるかも。
簡単にツボを刺激したい
呼吸を意識するのもいいけれど、ツボはよくわからない…という方は、手のひらを指が反るくらい広げてください。
これで血管のように張り巡らされている、経絡というツボの通り道を刺激することができます。
ホルモンバランスを整えるツボ6選
それでは、簡単に刺激できるツボを手と足にわけてご紹介します。
手のツボ
神門
手首にある横ジワに沿って、小指側に指をずらしてください。
小さなくぼみに指先がはまります。そこが、神門です。
この神門というツボは、イライラや不眠に効果があります。
労宮
手を握ったときに中指が当たるところのこと。
緊張を和らげて、自律神経のバランスを整えます。
合谷
手の甲を広げたときにできる、親指と人差し指の間のくぼみのこと。
首から上の疲れに効果があり、自律神経のバランスを整えます。
足のツボ
三陰交
足首にある内側のくるぶしから、指4本分上を押しましょう。
生理痛や身体の冷え、胃腸の働きに効果があります。
湧泉
足の裏にあるツボ。足の指を曲げるとできる凹みのことをいいます。
湧泉はエネルギーのツボです。元気がない時にちょうどいいですね。
副腎
湧泉の少し下にあるツボ。 湧泉を刺激する際に、一緒にやるといいでしょう。こちらのツボは、女性ホルモンのバランスを整えます。
疲れに気がついたらツボを押しましょう
本格的にツボを勉強しようと思うと大変ですが、あなたの身体の悩みに効果があるツボさえ覚えていれば、手軽に行えます。
ホルモンバランスを整えるためにツボを刺激して、自律神経のバランスも一緒に整えましょう。