生理が近づくと味覚が変わるって本当?ホルモンと亜鉛が関係していた!

生理について

あなたは、生理が近づくと過食になったり、甘いものが無性に食べたくなったりしませんか?

それは、生理前のホルモンバランスが変化する時期に、味覚が変わってしまうから。そして、身体に必要なミネラルである亜鉛も影響するからです。

その原因と対処法、対処することでみられる嬉しい作用について解説します。

 

生理が近づくと味覚が変わる原因

それでは、生理前に味覚が変わる原因についてお話します。

ホルモンバランスの乱れ

排卵後から生理までの間は過食になりやすいのですが、それはホルモンバランスの乱れが関係しています。
原因は、排卵後から増加するエストロゲンやプロゲステロン。

他にも、知覚が敏感になったり鈍くなるという反応も見られます。
それらが重なり、味覚の低下として捉えられるのです。

エストロゲンやプロゲステロンは、女性ホルモンやステロイドホルモンの一種です。

 ステロイドという言葉をどこかで聞いたことがありませんか?
ステロイドには強力な抗炎症作用や抗アレルギー作用があり、医療機関で使用されている薬です。
しかし、免疫力の低下や食欲の増進などの副作用があります。

ステロイドホルモンは薬ではありませんが、同じような作用があるため過食に走りやすい状態になるんです。

亜鉛が不足している

亜鉛とは、身体が必要とするミネラルの一種です。
この亜鉛が不足すると、舌の表面にある「味蕾」という味覚のセンサーが減ってしまいます

味覚は、味蕾で感じたものが神経を通って大脳の味覚中枢に伝わり、甘さや苦さ、しょっぱさ等として感じます。

味覚センサーである味蕾は約10日という早いサイクルで生まれ変わる器官で、生まれ変わるためには亜鉛を必要とします。

亜鉛が不足すると味蕾は生まれ変われず減るだけになるため、味覚が低下するのです。

 ストレスが原因で亜鉛が減ることも

ダイエットや精神的なストレスでも、味覚は変化するんです。
急激なダイエットは栄養不足となってしまい、亜鉛が不足してしまいます。
また、喫煙やアルコールも、味蕾のセンサー能力を低下させる「身体的なストレス」になります。

そして、ストレスを感じると自律神経が乱れます。
味覚は舌にある味蕾から神経を通って脳へと伝わりますが、自律神経が乱れているときは脳も疲れているため、味を感じにくくなるんです。

 

味覚が変わったときの対処法

ホルモンバランスの乱れは一時的ですが、栄養不足やストレスが原因の場合は何かしらの改善をしなければいけません。

 食事

1日3食、いつも通りに食べましょう。
甘いものや塩分の摂りすぎには注意しましょうね。

 適度な運動

排卵後から生理前は、PMSの人には辛い時期です。

自律神経のバランスを整えるために、ヨガやストレッチ、ウォーキングをおすすめします。
適度な運動はホルモンバランスを整え、ストレス発散にもなります。

また、呼吸をリズムよく行うため、副交感神経が優位に働いてリラックスできます。

 白湯を飲んで健康チェック

白湯は美容や健康にもよいといわれます。
その白湯を飲んでどんな味を感じたかによって、あなたの健康状態がわかるんですよ。

  • 甘味 : 排卵前や生理前
  • 苦味 : 胃炎や逆流性食道炎などの消化器症状がある
  • 塩味 : ストレス
  • 酸味 : 口の中の乾燥

どんな味に感じるでしょうか、気になった時に試してみてください。

妊娠超初期症状にも似ている

妊娠超初期症状というのは、妊娠1か月の時期を指します。
このときすでに、つわり症状として味覚の変化が起こっているんです。

出産予定日は最終月経のあった日から計算するので、妊娠0週目は「生理中」。
その後、受精・着床して初めて妊娠が成立します。
妊娠がわかるのは、早くても妊娠4週目からで、生理が遅れて気づくことが多くあります。

このときは妊娠していると思っていませんから、体調が悪いだけだと感じてもおかしくありません。

妊娠はライフサイクルに影響する出来事です。
妊娠超初期の段階で味覚の変化が現れる、ということを知っていてくださいね。

 

健康のためにも亜鉛を摂りましょう

亜鉛は味覚によいとお話ししてきましたが、実は健康にもいいんです。

日本人30代女性が1日に必要とする亜鉛の量は、8mg
ほんの少しの量です。

亜鉛は、肉類や野菜類、海藻類など、ほとんどの食材に含まれています。
バランスの取れた食事を摂っていれば、何も心配することはありません。

そのなかでも、亜鉛が健康に良いとされる効果は3つ。

  • 女性ホルモンの分泌を促す
  • 抗酸化作用があるため、肌や血管のアンチエイジングにもなる
  • ビタミンAを身体にとどめる作用があり、粘膜に効果がある(ドライアイや鼻炎など)

アンチエイジングもできるなんて、嬉しいですね。

バランスよい食事が一番

PMSに悩む人にとって、ホルモンバランスの乱れ以外にも生理周期に合わせて症状がでると辛いですよね。

しかしバランスのよい食事で亜鉛を摂り、自律神経のバランスを整えることが、味覚の変化には効果があるとわかりました。

生理前の憂うつを少しでも晴らして、快適に過ごしましょう。

 

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