女性ホルモンはときめくと増えるって本当?

毎日を忙しく過ごしていると、ときめくことを忘れがちです。
実は、女性にとってときめきはとても大切なこと。
胸のドキドキを感じることで女性ホルモンが増えて、気持ちも見た目も若々しさを保てます。
そこで、ときめくことで女性ホルモンがどのように変化して効果が現れるのか、また、上手にときめく方法についてお伝えします。
ときめくと起こる女性ホルモンの変化
ときめくことで、身体にはどのような変化が起こるのでしょう。
女性ホルモンに焦点を当ててお伝えします。
「恋をするときれいになる」仕組み

みなさんは、恋をしてきれいになった人を見たことはありませんか。
その仕組みには、ドーパミンとエストロゲンが関係しています。
ときめくと、脳から神経伝達物質であるドーパミンが増加。
ドーパミンは達成感や高揚感を感じさせるとともに、女性ホルモンであるエストロゲンを活性化させるのです。
ドーパミンからエストロゲンへのバトンタッチで起こること
エストロゲンには、女性らしい身体をつくる働きがあります。
- メリハリのある身体
- 肌や髪のツヤを保つ
- 自律神経を整える
このとおり、若々しさを保つために必要なものを兼ね備えています。
そのため、エストロゲンを促すドーパミンは「美のホルモン」とも言われています。
ときめきホルモンPEA
PEAは、フェネチルアミンという神経伝達物質のひとつです。
目に見えるものに反応して増加する特徴があります。
みなさんは「つり橋効果」って知っていますか?
不安や恐怖で感じるドキドキを男性と共有することで、恋愛感情のドキドキと勘違いしてしまう、というもの。
そのとき感じたドキドキは、PEAによるものなんです。
PEAは、胸をときめかせるだけではなく、肌のなめらかさやツヤにもよい影響をみせてくれます。
笑うとオキシトシンが増加
オキシトシンは、子宮の収縮を促したり、母乳の分泌を促す女性ホルモンです。出産や子育てのためのホルモンと思われていますが、別名を「幸せホルモン」といいます。
オキシトシンが分泌されるとストレスが和らぎ、人間関係の構築に役立つと言われているんです。
- パートナーや家族とのスキンシップ
- ペットとの触れ合い
- 友人との楽しい時間
オキシトシンは、このような場面で増えると言われます。
大切な人たちとの時間を楽しく過ごすことで、オキシトシンを増加させて更に幸せを感じましょう。
ときめきを求める方法3選
では、どうしたら「ときめく」ことができるのでしょう。
簡単にできる方法を3つ、ご紹介します。
恋愛ドラマや映画を見る

仕事などを気にせずゆっくり過ごせる時間を選び、恋愛ドラマや映画を見てみませんか。
話題の作品もいいですが、気になる芸能人が出演している作品を選ぶのもいいでしょう。
気になる芸能人が演じる役の感情に浸ったり、そのヒロインに感情移入したり。
この先どうなるんだろう?なんていうドキドキが、女性ホルモンやときめきホルモンの分泌を増やすんです。
また、それがドラマならば、続きが気になりますよね。
ふとした時に思い出して、次はどうなるのかと考えてドキドキしてみるのも効果的です。
叫べる場所へ行ってみる
遊園地の絶叫系マシンやお化け屋敷、カラオケで、大きな声を出してストレス発散してドキドキしてみませんか。
大きな声を出すと、それだけでドキドキします。
お気に入りの歌を熱唱すると、ストレス発散できますよね。
友人と行って楽しむのもひとつですが、遊園地は特に「つり橋効果」が発揮される場所でもあります。
気になる人やパートナーと一緒に楽しめば、更にときめきホルモンは増えますよ。
時には思いっきり叫んでみましょう。
男性スタイリストのいるヘアサロンへ行く
行きつけのヘアサロンがあって、お気に入りのスタイリストがいる、という方も多いと思います。
そこをあえて、男性スタイリストに任せてみてはどうでしょう。
お気に入りのスタイリストは、あなたの好みを知ったうえでヘアスタイルを提案してくれます。
ですが、あなたも気づかなかったヘアスタイルを、男性スタイリストが提案してくれるかも知れません。
そんなやり取りや施術で、お姫様気分を楽しんでみませんか。
ときめきホルモンが増えること間違いなしです。
日常に「ときめく」場面はたくさんある
女性ホルモンのバランスは、ストレスに影響されやすくて簡単に乱れてしまいます。
不規則な生活を見直すことはもちろん、日常的にときめきを意識するだけで、ホルモンバランスが整って調子も良くなります。
仕事で忙しかったとき同僚が助けてくれたり、パートナーが家事を手伝ってくれたり。
そんな場面にドキドキすることで、ときめきホルモンは増加します。
感動体質になって体の奥から、女性らしいキレイを保ちましょう。