ネガティブがパフォーマンスを高める?セルフコンパッションとネガティブ思考

マインドケア(PMSで悩むあなたへ)

「ネガティブなのは悪いこと」というイメージはありませんか。
しかし、セルフコンパッションの考え方では、ネガティブはパフォーマンスを高める要因になるのです。

こんな自分じゃだめ。でも、自分にも優しくしたい。
そんな方に、セルフコンパッションの高め方についてお話しします。

 

無理にポジティブ思考にならない

セルフコンパッションの考え方は、ポジティブになろうというものではありません。
ネガティブだと感じる出来事を自分がどのように対処したのかを振り返り、「これでいいんだ」と受け入れることが大切なのです。

「私なんて」と思いやすい人こそ、時にポジティブ思考になろうとする傾向があります。

無理をせず、ありのままの自分を受け入れる。
そんな経験を積み重ねることで、自分に自信が持てるようになります。

ネガティブだからこそできること

角度を変えて見てみましょう。

  • ネガティブ思考
  • 自分に厳しい

という方には、ありのままの自分を受け入れるチャンスがたくさんある、ということなのです。

しかし、周囲の人を思いやることができるのに、自分を思いやることに関しては厳しい。それでは自分を追い詰めてしまいます。
苦しくなる前に、自分を少し甘やかしてみましょう。

 

自分を受け入れることで気を楽にする

ありのままの自分を受け入れるということが、セルフコンパッションの大原則です。
今回は、会社でのシーンを例にしてお話しします。

自分への優しさ

体調が悪いのに出勤した同僚がいたとします。
あなたは、どう思いますか?

「無理しなくてもいいのに」「辛そうだな」なんてことを思いますよね。

でも、同僚は「迷惑を掛けられない」などと思い、無理をして出勤しているかも知れません。

あなた自身が体調を崩したときはどうでしょう。

迷惑を掛けられないという思いから、「明日は休みだから、今日1日乗り切れば大丈夫」、なんて言い聞かせて無理をしていませんか。
でも、その後、さらに体調を崩して休んだとしたら?
それこそ同僚や会社に迷惑を掛けてしまうのです。

周囲の人を思いやるのと同じように、まずは自分に優しくしましょう。

共通の人間性

体調の悪い同僚は、午後からミーティングがあったので無理をして出勤していたことがわかりました。
そこで同じミーティングに出席する先輩が、「代わりに提案しておくから、無理しないで休んで」と声を掛けました。

そう先輩に言われましたが、同僚は落ち込んでいます。
こんな場面があったとしましょう。

頑張っていたことを知っているので、同僚が「休めない」と思う気持ちはわかります。
しかし、提案が採用されても、体調不良を長引かせて休んでしまうようでは意味がありません。

同じように、あなた自身も体調を崩す可能性はあり、先輩が収束してくれるかも知れないのです。
そう考えると、同僚の気持ちをわかったうえで先輩のサポートをするのではありませんか?


完璧な人間などいません。みんな失敗もすれば、成功もする生き物なのだと受け止めましょう。

マインドフルネス

体調を崩していた同僚は、1日休んだのち出勤しました。
先輩に、ミーティングのことを謝っています。

あなたはどう感じますか?

同僚が出勤して安心したでしょうし、自分なら先輩に頼めていたかと考えたりするでしょう。
他の同僚の反応も耳にしていると、何が正しいのかと迷ってしまいます。

もし、同僚の立場だったら、先輩だけではなく他の同僚の反応も気になって、出勤しづらいはず。

しかし、周囲の感情に振り回されず「私はどう感じたのか」と、自分の気持ちに向き合えたとします。
同僚や会社のどちらの立場に立っても、これでよかったと思うのではありませんか?

自分の感情に向き合うことで、自分自身を思いやることができますよ。

 

パフォーマンスを高める方法3選

それでは、どうすればありのままの自分を受け入れることができるのか?
今からでもできることを3つ、ご紹介します。

 コンフォートカードを持つ

ネガティブになる出来事があったら、名刺サイズのカードに、

  • 起こった出来事
  • それに対するやさしい言葉

を書きます。

別の日に落ち込むような出来事があれば、コンフォートカードを出して読んでみてください。
自分に対するメッセージを読むことで、いまの自分を受け入れることができます。

気持ちを高めるために、カラフルなカードを準備するのもいいですね。

 インターベンション・ブレスレットをつける

ヘアゴムでいいので、右手につけます。
そして、ネガティブなことを考え始めたとき、ブレスレットを左手に付け替えましょう。

ブレスレットを付け替える、という動作をすることで、ネガティブな気持ちと自分を受け入れたい気持ちのスイッチを切り替えるのです。

ネガティブになっていた自分を受け入れるきっかけになります。

 日記をつける

ネガティブになった場面を思い出して書きましょう。

  • いつネガティブになったか
  • なにを思ったか
  • どう対処したか

この3点を軸に、自分を振り返るのです。
日記といわれると難しく考えてしまいますが、手帳にメモをする感覚でいいのです。

そのときはネガティブにしか考えられないでしょうが、時間が経ってから見ると、何てことはない出来事と捉えられるかも知れません。

そして、ストレス解消やモチベーションアップにもつながります

 

気持ちを少しずつ整理する

日々過ごしていると、良いことも悪いことも同じように起こります。
それを全身で受け止めていては、いつか疲れてしまいます。

そこで、少しずつセルフコンパッションを高めることで自分の気持ちを整理できるようになり、周囲にもやさしく出来るよう気持ちに余裕が生まれます。

ネガティブな自分にも、時にはやさしく接してみませんか。

 

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