理解から始める、PMSのストレスを軽減するセルフケア

PMS対策

PMSによる心の不調をケアするためには、自分がリラックスできる状態を作ることが最も必要ですが、他の人と関わりながら生活していくなかで、タイミングよくリラックスする空間を作るのは、とても難しいことだと思います。

そこで今回は、PMSの症状が出ていない時にこそ始めたい、日常生活からできる対策として、「PMSについて理解をする」「PMSについて理解を得る」ことについてお話していきます。

一時的なものとはいえ、長く付き合っていかなければないけないPMS。 生理の周期に合わせて毎月症状が出ることを考え、事前に準備をしておくことで、発症時の負担も軽減されますよ。

 

自分のPMS症状を改めて理解する

PMSで現れる不調はなんとなくというものや、これといって病名をつけられないものがたくさんあります。
特に、心の変化は「イライラする」「やる気が起きない」など、身体的に現れにくい症状のため、原因を知らない人から理解されないことが多くあります。

そのため、自分の状態がPMSによるものだということに気づかず、PMSだと自覚するまで「毎月なんでこんなに調子が悪いんだろう…私っておかしいのかな…」と、1人で悩んでいたという話もよく聞きます。

まず、自分がPMSだと自覚する

生理前になると、どうしてもやる気が出ない。心のコントロールができない。
それはあなたが悪いわけではなく、PMSによるホルモンバランスの変化が原因です。心の持ちようで治るものではないので、自分を責めたりする必要はありません。

まずは、そんな自分の状態を「PMSなんだ、仕方のないことだったんだ。」と、きちんと理解してあげましょう。

PMSは、自覚することが症状を改善するための第一歩だといわれています。
自分もそうかも?と、思ったときは「PMS(月経前症候群)とは、何か知っていますか?」を参考に、PMSの症状についてセルフチェックしてみたり、周囲の女性に聞いてみてもいいですね。
同じPMSに悩んでいる女性から、それは「PMSだよ!」と教えてもらえれば、より心強いかもしれません。

 

タイミングをチェックする

PMSの症状が現れるタイミングは、女性の月経周期にあわせてやってくるので、ある程度の規則性があります。そこで、毎回症状がくるタイミングが把握できるようにPMSの記録をとっておくのがオススメです。

PMSについて日記に書き込んでみたり、スケジュール帳の日付に○をつけるだけでも構いません。
そうすると、PMSが来る前に、重要な打ち合わせや仕事を済ませておくことができたり、小さなことでも下準備をしておけるので、症状が出てからの負担軽減に繋がります。

あらかじめ期間を予測しておけば、PMSの最中にできるだけストレスが溜まらないように、心積もりもできるようにもなりますよ。

 知ってもらうことも大切

特に抵抗がなければ、家族やパートナーに、このくらいの期間はイライラして強くあたってしまうかもしれない!と宣言するのもいいと思います。
自分の症状について伝えることで、少しは家事を手伝ってもらえたり、気遣いをしてもらえるかもしれません。

 

記録することで、自分にも相手にもわかりやすくなる

一番いいのは、周囲に自分のPMSについて理解してもらうことですが、症状が起こっている最中に、誰かに自分の症状を説明したり、理解してもらおうとすると、余計に疲れてイライラが募ってしまいますよね。

ですので、まずはPMSが発症している際に、
「簡単に書き出すだけでもいいので自分の症状をメモ」する。
そして、PMSの期間が落ち着いてから、
「どういう状態かまとめる」「具体的にどうして欲しいか伝える」
という方法がおすすめです。

ここで、書き出すことで結果的にPMSを家族に理解してもらうきっかけになった、私の母の体験を紹介します。

 普通の日記が、PMSを知らせるきっかけに

私の母はけっこうお茶目で、愚痴を言いながらも笑いは絶やさない人です。
そんな母も女性なので、PMSの症状に悩んだり、年齢的に更年期といった不調の波に、密かに向き合っていました。 そして、ある時から健康日記というものをつけ始めます。

最初はもともと便秘気味だったことの記録に使っていましたが、子育てやパートなどで体調を崩し気味になったことから、不調についての内容はより細かくなりました。

一方、父はthe仕事人間で子育ては不参加。
なかなか女性に配慮した声かけもできず、PMSの期間は異常にイライラするため、母の不満は溜まります。

そしてある時、生理前にPMSを発症したことで体調が悪く寝込んだことがありました。もちろんご飯も作れませんし、洗濯もできません。
夕飯は私が担当をしましたが、学校もあるため、洗濯は父の担当になりました。ですが、慣れない家事ができず、父は苛立ち、つい寝込む母にあたってしまいました。

そんな時、母が持ち出したのが、あの健康日記です。日々、どんな言動を母にしていたのか、どんなことをしたのか。自分が今どんな状態なのか。それを父に見せたところ、それを見た父は反省していました。

後日、元気になった母を見て、父は例のタイミングは余計なこと言わないようにしよっと、なんて娘の私に笑って話してくれました。

我慢しすぎないことの大切さ

この光景から思うのは、こうやって自分のなかの不調についてよく知っておくことと、ただ溜め込むのではなく、知ってもらえるようにすることが大切なのだと感じました。

また、今回のケースでは、PMSについて事前に細かく記録しておいたことで、それを受け取った人が、パートナーのPMSについてきちんと理解できたのだと思います。

 

一人で悩まないのも一つの工夫

PMSは女性特有の悩みですので、打ち明けにくい部分があるかもしれませんが、他の人には経験できないことだからこそ、こんなことが起こるのだときちんと伝えたほうが、より理解は得られやすくなります。
一人で抱えているよりも、精神的なストレスは軽減されますから、抵抗がなければぜひ話してみてください。

また、上記の体験談のように書き出してみるのも、自分の心の状態を視覚的に把握するのにいい方法ですよ。家族やパートナーにとっても互いに良い取り組みですので、ぜひお試しください。

 

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