PMDDって治るもの?症状を緩和するのに大切なこと

PMDD(月経前不快気分障害)

「PMS」は有名ですが、よく似ている「PMDD」という症状があります。
気分が落ち込んだりするだけでなく、なかには、生理前に対人関係がうまくいかなくなったり、社会生活を送るのが困難になるほど、精神的な不調が強くなる症状です。

今回は、そんなPMDDの症状を和らげるために大切なこととは何かなどについてお話します。

PMDD(月経前不快気分障害)とは

PMDD(月経前不快気分障害)とは何か、まずはじめにおさらいをしましょう。

PMDDとは、PMSと比べてより症状が強く、一般的には重度の月経前症候群(PMS)と捉えることができます。

PMSと同様、生理が始まる1、2週間前に重度の過敏症、うつ病やまたは不安を引き起こします
それらの症状は生理が開始して、通常で2〜3日ほどで消失します。

 具体的にどれくらいひどいの?

PMDDの症状が強い場合には、

  • 怒りが爆発して周囲に当たり散らす
  • 突然泣き出して涙が止まらず、辛い、悲しいという気持ちが収まらない
  • 気分が億劫でなにも手につかなくなる
  • 人に会うことが強いストレスになり、外出できなくなる

このような状況になり、日常生活が通常に営めなくなることもあります

また生理の前に、とても怒りやすくなり、日頃からたまっていたストレスが一気に出てしまうことも。
この状態が続いてしまうと、家族や同僚、そして大切との関係性に影響が出ることもあるのです。

 

症状緩和に大切なコトとは?

そのようなPMDDですが、症状を少しでも和らげるためにできることはあるのでしょうか。

ここからは、対処法をご紹介します。

 病院やクリニックに受診をする

まずは一人で悩まずに、精神科や心療内科を受診しましょう。
もし、これまで精神科にかかったことがなく行きにくいのであれば、婦人科に受診するのでも良いでしょう。

そこで診察を受け、必要ならPMDDの症状を和らげるための抗うつ薬が処方されることがあります。

なかには、ピルの処方がある人もいますが、ピルはあくまでも身体的な症状を和らげるためのものであり、PMDDの特徴でもある精神面での改善には、やはり抗うつ薬が有効のようです。

 カウンセリングを受ける

PMDDに影響するストレスを抱えている、そんなときには、カウンセリングでそのストレスを和らげることにも期待ができます。

普段自分だけでは気づけない、考え方のくせや偏りを、カウンセラーらと一緒に改善することもできるでしょう。

 食事や運動に気をつける

身体の負担になる、カフェインや砂糖、アルコールの摂取量を減らすこともPMDDの症状を和らげる助けになります。

高たんぱく質のものを摂取したり、血糖値が大きく変動しないように、定期的に間食をとることも良いでしょう。

 瞑想する

誰もが日常感じるストレスが、実はPMDDを悪化させる要因のひとつになっていることもあります。
そのような場合には、ストレスを軽減して不安な気持ちに対処するために、瞑想をして気持ちを落ち着かせることも良い方法です。

瞑想では、呼吸に集中し全身をリラックスさせましょう。
これまで瞑想をしたことがない人は、瞑想のクラスに参加したり、今では携帯電話にも瞑想用のアプリがありますので、それを利用するのも良いでしょう。

1日たった10分でも、気持ちを落ち着かせるための瞑想を生活に取り入れるだけでも、症状の緩和に役立つかもしれません。

 アロマセラピーを利用する

香りの良い植物油を使用するアロマセラピーを用いて、ストレスや不安を軽減することもできるでしょう。

アロマオイルには、カモミールやラベンダーなどを使い、ディフューザーを利用するのも良い方法です。

 お風呂にゆっくり浸かる

温浴をすることで、PMDDの症状を和らげる手助けになることもあります。
入浴剤を使ったり、心地よい音楽をかけたりして、自分だけのリラックスタイムを意図的に作るのです。

温浴は睡眠の質を高めてもくれます

 

まずは、適切な治療のためへの第一歩

もし、自分の生理前の症状がPMSというよりも、PMDD(月経前不快気分障害)に近いかもしれないと思ったら、早めに受診をすることをおすすめします。

あまりに気持ちが落ち込んだり、怒りっぽくなりやすいなどのPMDDに特徴的な症状があれば、PMSだからとそのままにしないことが症状緩和への第一歩です。

医師の診断のもと、必要な治療があれば受け、あとはなるべく規則正しい生活を心がけることで、自分に合った心や体のリラックス方法を用いて、PMDDの症状を少しでも和らげることが大切です。

 

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