女性にうれしい成分を補う!サプリで上手にPMS対策

生理前になると度々悩まされるPMSの症状。
色々対策してみても、なかなか改善しきれないと悩んでいる人も多いようです。
特に、栄養面においては、食事の工夫などで補いきれないというのが本音ではないでしょうか。
今回は、PMSに効果のある成分を調べてみましたので、女性の体にうれしい成分をサプリで上手に補いながら、つらいPMSの症状を軽減に役立ててみてください。
PMSの改善に期待できる成分
市販されているサプリの種類はたくさんありますが、PMSの症状を軽くする効果があるものも数多くあることをご存じでしょうか。
PMSの症状を軽減するといわれている成分について、まとめてみました。

チェストツリー
チェストツリーはセイヨウニンジンボクのことで、ハーブとして用いられ、古くから生理痛の時の活用されていました。
ドイツでは、セイヨウニンジンボクがPMSの治療薬として認められるほど効果の期待できる植物で、PMSにおけるイライラなどの精神的な症状や頭痛・腹痛・不快感などの解消を手助けしてくれます。
チェストベリー
チェストベリーはチェストツリーになる果実のことで、チェストツリーと同様に、生理痛やPMSなどの軽減に効果が期待できる植物です。
PMSだけでなく更年期障害にも効果があるといわれ、ハーブの作用が女性に特有な体の不調を改善できるといわれます。
月見草オイル
月見草オイルは、アカバナ科に属する別名イブニングプリムローズとも呼ばれる寿命の短い植物です。
月見草オイルに含まれるYリノレン酸が、女性ホルモンのバランスをとるといわれ、生理痛やPMS、更年期障害の改善にも効果的。
美肌効果もあるので女性は進んで取り入れたい、うれしい成分が含まれています。
ビタミンB群
ビタミンB群は、ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ビオチン、ナイアシン、葉酸の8種類のビタミンを指します。
ビタミンB群は、人の体を健康に保つ上で重要な働きをする成分が豊富に含まれています。
女性の体を元気に保つためにもビタミンB群はとても重要で、積極的に取り入れたい成分のひとつです。
セントジョーンズワート
セントジョーンズワートはサイヨウオトギリの一種で、古代ギリシャでも医療用として利用された記述が残っているハーブです。
一般的にはうつ病などの治療に使われるセントジョーンズワートは、PMSの症状で現れる気分の落ち込みや不安感、感情の起伏を和らげる効果があるといわれます。
イソフラボン
イソフラボンは天然にあるフラボノイドの種類で、大豆などのマメ科の植物に多く含まれています。
イソフラボンには女性ホルモンのバランスを整える効果があるので、普段からイソフラボンを摂取している人はPMSにもなりにくいと言われるほどです。
足りない成分はサプリで補おう
サプリの中でも、特に女性ホルモンのバランスを整える効果があると言われ、PMSの症状にも効果的と考えられているのが、
- チェストツリー
- チェストベリー
- 月見草オイル
- ビタミンB群
- イソフラボン
- セントジョーンズワート
などの成分です。
これらの成分の入っているサプリを選んで摂取してみることで、PMSの症状が緩和されることも期待できます。
まずは「PMSの時にちょっと摂ってみよう」といった気持ちで始めてみてはいかがでしょうか。

長期的に続けることが大切
どんなに効果的といっても、サプリは西洋薬とは違うため、飲んですぐに効果が出るものではありません。
サプリを飲んですぐに効果が感じられないといってやめてしまうことだけはNGです。
サプリは体の中からじっくりと作用してくるものなので、何カ月か継続することによって効果がでてくるものだと考えて、焦らず慌てずに様子をみながら摂取していきましょう。
サプリを摂取しすぎない
反対に、サプリが効果的だと感じても、必要以上の量を摂取することだけはやめましょう。どんなに体に良いと言われるものであっても、必要以上に取りすぎては逆効果です。
必ずサプリに記載してある用量を守るように心がけましょう。
サプリだけに頼りすぎない
PMSに効果的なサプリを服用しながら、症状の軽減を図ることは良いことです。
ただ、ひとつだけ注意したいのは、サプリだけに頼って食事のバランスなどを怠ってしまっては元も子もありません。
併用しながら、上手に活用していきましょう。
バランスよくサプリを利用しよう
PMSの症状は、食生活の改善やライフスタイルの見直しなど、自分で軽減できることもあります。
まずは自分で食生活・ライフスタイル・運動などをやってみてみましょう。
そのうえで、サプリを補助的役割として取り入れることで、より過ごしやすくなるかもしれません。
サプリは万能薬ではないので、上手に利用することを心がけつつ、PMSの症状を軽減していくことが大切です。