葉酸や鉄分も豊富!トウキの葉を使ったスープで体を温めよう

漢方の基本

当帰(トウキ)は、漢方薬に使われる生薬として知られており、代表的なものでは「当帰芍薬散」「温経湯」「四物湯」などがあります。

そこでさらに注目したいのが、トウキの葉です。
近年、非医(医薬的効果をうたわなければ食品化して可)となったことから、女性におすすめのオーガニックな素材として注目度が高くなり、サプリや食品として日常的に摂取されることが増えてきました。

認知度のまだ低いものですが、冷え性などに悩む方にも効果的な成分が含まれているので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

 

トウキの葉にはどんな効果がある?

トウキの葉の成分を研究した結果、

  • 身体を温める効果
  • ビタミンE、ビタミンC、βカロテン、カルシウム、葉酸、鉄が多く含まれている

ことがわかりました。

これらの成分は、肌のしみやしわ、生活習慣病の予防や悪化を防ぐ抗酸化作用があることを示しています。

また、赤血球の生成を助け、細胞のターンオーバーに働きかける葉酸と鉄分も含まれていることから、アンチエイジングや貧血、妊活にもよいとされているのです。

身体に良いことはわかっても、どのように活用すればよいのかわかりにくい、というのが正直なところですよね。

 具体的にどう取り入れればいいの?

トウキの葉は、セロリのような香りが楽しめる食材です。

生産地ではお茶や薬味、くず湯として商品化されたり、レストラン等ではトウキの葉を使ったメニューも考案されています。
ただ、まだまだ認知度が低いこともあり、実際に見たことがあるという方も少ないかと思います。

トウキの葉を自宅で手軽に活用できる調理方法がスープです。
そこで、料理方法を、和・洋・中の3つにわけてご紹介したいと思います。

 

トウキの葉の活用方法

和風スープ編

和食といえば、出汁ですね。

作り方は、出汁を取るときに、こんぶと一緒にトウキの葉も入れるだけ。それだけでOKです!
沸騰したら弱火にし、かつおを入れましょう。そうすると二番だしが取れます。

ですが、私のように顆粒の出汁を使っている方も多いと思います。
そんな方でも、水にトウキの葉を入れて火にかけるだけでよいのです。

その後の調理は、いつものようにしてください。
具材もいつもと同じでOKです。

 ポイント
トウキの葉は食べられるのでそのままでもいいですし、こんぶやかつおと一緒に取り出してもかまいません。
味噌汁やすまし汁以外にも、煮物の出しなどにも活用できます。和食は幅広く活用できるのが魅力ですね。

洋風スープ編

トウキの葉は、スープの定番でもある洋食にももちろん合います。

コンソメスープのような澄んだものから、トマトスープのように食材の色が活かされているものに入れてもなんでもOKなんです。

使ったことのない食材だと、合うのかな?とつい躊躇してしまいがちですが、ローリエやローズマリーを使うようにトウキの葉を入れて調理をしたり、香草として料理の上に乗せればよいだけなのです。

とっても簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

 ポイント
ポトフのような煮込み料理に入れるのも最適です。ベーコンや野菜の旨みと一緒に、トウキの風味も楽しみましょう。

中華風スープ編

中華料理にもトウキの葉は使えます。
元々は漢方薬に使われる素材なので、薬膳料理のような感覚ですね。

中華スープにはもちろんですが、スープも楽しめる麻辣湯や韓国料理のサムゲタンのような料理にも合います。

こちらも出汁を取るように、最初からトウキの葉を入れて調理すればよいだけ。

 ポイント
トウキの葉と香辛料が入っているので、身体の温まり具合は和・洋・中の中で一番です。

 薬味としてスープに添えるだけでもOK

「トウキの葉をいきなりスープに入れるのはどうだろう・・・。」
という方もいるでしょう。

では薬味として、千切りしたトウキの葉をスープに載せてみてはいかがですか?
大葉を薬味として食べるのと同じ感覚です。

一番簡単なのは、スープにトウキの葉をそのまま載せること。
葉の形がギザギザしてますが、香りもきつくなく、他の具材と一緒に食べると気にならないのでおすすめです。

手間はかかりますが、ゆず胡椒の中にみじん切りしたトウキの葉を入れてみても美味しいですよ。

 

無理なく使えるから便利

トウキの葉が食用可となってからまだ時間は浅いため、調べてみても活用法やレシピがいまいち見当たらなかったりします。

しかし、身体を温めるだけではなく、妊活やアンチエイジング、生活習慣病の予防・改善にもよいことがわかっているからこそ、積極的に取り入れていきましょう。

トウキの葉はクセがなく、工夫次第で、どんな食事にも合うスープが作れます。
私たちの身体によい効果をみせてくれる素材や摂りかたを知って、それを活用できるとより快適に過ごせますよ。

 

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