冷え性の女性におすすめ!漢方の素材で有名な「トウキ」に注目

漢方の基本

皆さんは、「トウキ」というものを知っていますか?
「当帰」と書いてみると、ピンとくる方がいるかも知れません。

古くから漢方薬として使われているトウキは、根に生薬効果があります。
近年では、根だけでなく葉の有効活用がさかんになり、食品化している地域もあるほどです。

そこで今回は、オーガニック素材として注目されている、トウキの効果効能についてお伝えしたいと思います。

 

トウキってどんな植物?

トウキは、せり科の多年草です。
毎年6月から8月にかけて、白くて小さい花を咲かせます。

漢方薬として知られているのは根の部分で、代表的なものでは、「当帰芍薬散」「温経湯」「四物湯」などがあります。

これらの漢方薬は婦人科系の病気で比較的処方されていて、月経痛、月経困難、月経不順、更年期障害、肩こり、冷え性等に効果があります。

平成24年の薬事法改正にともない、トウキの葉が非医(医薬的効果をうたわなければ食品化して可)になりました。

そこでトウキを栽培している地域では、葉の有効活用についても注目度が高まっています。
日本では、主に西日本で栽培されていて、まちおこしにも一役買っています。

身体を温めてくれる

女性の悩みに対する漢方薬として用いられることの多い当帰には、

  • 血液循環を高める
  • 充血にともなう痛みを緩和する
  • 身体の余分な水分を排出する

という作用があります。

さらに近年研究が重ねられた結果、トウキの葉には、身体を温める効果があるということがわかりました。

身体が温まるということは、血管拡張作用があるという証拠です。
つまり、血液が健康になることで酸素や栄養素が身体の隅々に運ばれている、ということになります。

 普段の食事に混ぜて摂取することもできます

セロリに似た香りがするので好みがわかれるところですが、香草や薬味のように料理に使ったり、トウキの葉を煎じてお茶にしたりと、工夫次第でいろいろと楽しめるのがおすすめです。

トウキが栽培されている地域では、葉がお茶や薬味、くず湯として商品化されており、レストラン等ではトウキの葉を使ったメニューも考案されています。

飲食を通して身体の中から温めるというのは、生薬と人間のもつ自然治癒力を基本に心身のバランスを整えるという漢方医学の考え方と似ていると思いませんか?

無理なく体質を改善できるのは、オーガニック素材ならではです。

エイジングケアにおすすめ

トウキの葉を研究した結果、ビタミンE、ビタミンC、βカロテン、カルシウム、葉酸、鉄が多く含まれていることもわかりました。

ビタミンE、ビタミンC、βカロテンには、活性酸素から身体を守る抗酸化作用があるといわれています。

抗酸化作用には、肌のしみやしわ、生活習慣病の予防や悪化を防ぐ効果もあり、肌と血管のアンチエイジングに最適ということがわかっています。

妊活中や妊娠初期にもおすすめ

トウキの葉には、葉酸と鉄分も多く含まれています

葉酸は、ビタミンB群のひとつとされ、赤血球の生成を助け、細胞のターンオーバーに働きかけます

アンチエイジングにはもちろんですが、葉酸は妊娠初期に摂り入れたほうがよい、ということを聞いたことがありませんか?
葉酸などのビタミンB群には、胎児の脳や神経の先天性異常の発生リスクを減らす効果がある、とされているからです。

 妊娠中でも摂取できる?

トウキ葉は、妊活中の方が摂取しても問題ありません

妊娠がわかるまでの数週間は、胎児の心臓や神経から始まり、身体のかたちが形成される大切な時期です。
その期間に葉酸を摂るということは、赤ちゃんの成長を助けることにつながります。

鉄分に関しても、貧血予防だけではなく、赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜を整えるために重要な役割を果たします。

お母さんの身体の中では早い段階から葉酸や鉄分を必要としているので、妊娠中の方にもおすすめできる素材なんです。

 

トウキで女性特有の悩みを解決しましょう

トウキの葉には身体を温める効果だけではなく、

  • 抗酸化作用がある
  • 葉酸や鉄分も豊富

ということがおわかりいただけましたか。

昨今の気候や空調によって、女性の身体は冷えやすい環境にさらされています。そして、ビタミンなどは摂ろうと意識していても、含まれる食材を一度に食べられる訳ではありません。

しかし、トウキの葉を活用すると、身体を温めるだけではなく体質改善もできるのが嬉しいですね。

こういった女性に嬉しい成分の入ったものを知っておくことで、 サプリや健康食品、漢方薬などを探す際の参考にもなりますよ。

 

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