料理のやり方で変わる!?PMSの過食を抑えるセルフケア

PMSによる体の不調は、重くなると医薬品に頼らないと日常生活が送れないという場合もあり、辛い経験をしている人もいるかと思います。
- 食欲が増したり、特定の食べ物が異常に食べたくなる
- 手足や顔が浮腫む
- 肌荒れ(吹き出物・湿疹)
- 下痢気味または便秘気味になる
これらは、周りの女性からも非常に同様の体験談が多い事例です。実際にPMS期間中に症状として現れている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな体の不調のなかでも、食欲の増進にフォーカスした、セルフケアの方法をお伝えします。
異常な食欲もPMSが原因

多くの女性が経験するPMS期間中の異常な食欲。
排卵後に体温が高くなり、エネルギーの消費量が多くなることで、その分を補おうとして食欲が増します。
もし、ダイエット中に症状がでたら・・・
ダイエットをしている時にこういった症状に見舞われたら、これは我慢できる状態ではないので、無理せずダイエットはお休みしましょう。
食事のタイミングや内容に気をつけたり、食事前に炭酸水を飲むなど、対策が可能であればしてみてください。
もちろん、音楽や読書といった、他のリラックス方法で気が紛れるならそれでもOKです。
でも、やっぱり食べたいという気持ちはありますよね。体がそう訴えているので、気のせいではありません。
そういった「食べたい!」という気持ちを無理矢理抑えることなく、食べ過ぎを防止する方法があります。
PMSの食事ケアには自炊!

ご飯が食べたくてしょうがない。そんな気分の時にこそ、あえて普段しない人も「自炊」をしてみてください。
手軽に買ってきた物だと、食べるスピードも早くなり、物足りなさを感じることがありませんか?自炊をすれば、 調理中も食事をしているような感覚になりますので、満足感がより得られるはずです。
食材選びに行けば、他事を考えるきっかけにもなるので、外出できる場合は買い物にも行ってみてくださいね。
なにを作ろうかな?と考えているだけでも、PMSから思考が離れていますから、気晴らしに最適な時間が過ごせます。
おすすめ食材は「乾物」
自炊するなかで、特に注目していただきたい食材が乾物です。
ひじきや海藻、干物といった日持ちする食材は、作り方も丁寧にパッケージに記載されているので、調理も簡単。とっても体に良い食材が多いので、ダイエット中の人にもおすすめです。
そして、作った料理はできれば、小皿にわけて盛り付けてみてください。小分けにすることで、大皿にまとめて盛り付けるよりも満足感を得られます。
野菜を切って並べるだけでもいいので、いつもより食事の準備に時間がかかるように工夫をしてみてください。そうすることで、PMSのことを考える時間も減り、いっそう満足感を得られます。
イメージは「昔ながらの味」

最後に、どんな食事を摂るのがいいか、これはすごく簡単です。
一言でいうと「田舎のおばあちゃん家で出てくるようなご飯」をイメージしてください。
おばあちゃん家のご飯では、油たっぷりの炒め料理や茶色の揚げ物と白米、なんて組み合わせってあんまり見ないと思います。
バランスの取れたお腹に優しい食材を使うことが、PMS症状が出た時の食事ケアとして一番大切なことだと思います。
私自身の見解ですが、和食って作りやすくて美味しくて片付けやすい料理だと思うんです。あらゆる野菜を使って、一回の食事で色んな素材の味が楽しめるのが日本食ならではの良さですよね。
作り置きでももちろんOK

毎日作るのが大変な方は、ぜひ作り置きを実践してみてください! 無理をせず、自分の体と相談しながらすすめてくださいね。
和食には、作り置きをしても毎日美味しく食べられるメニューがたくさんあります。お肌にもお通じにも良いので、内側から自分を労ってあげることを心がけてみてください。
ポイント
浮腫みの症状がある方は塩分の摂りすぎにご注意ください。既成品のソースを使いすぎないよう、自分の目で分量を見ながらお料理を進めてみてください。
PMSの症状にも日々変化があるので、外出できるうちに買い出しはしておくことをおすすめいたします。
休みの日にやるだけでもOK
私自身も、実は料理をするのは休みの日だけです。お仕事の日は、帰ってから盛り付ける・温め直すくらいしかしないようにしています。
最初は面倒かもしれませんが、作りきった時の達成感も味わえますので、まずは週1~2日分だけでも、作り置きにチャレンジしてみてください。
最近、Instagramでも作りおきをUPしている女性が多いので、自分で作ってUPしてみるのもいい気晴らしになるかもしれませんね。
どうしても自炊が辛い!という人は・・・
私の友人でキッチンに立つことが本当に苦痛。という方がいます。
人間ですので、1つや2つ嫌いなことがあって当たり前です。
お惣菜を小分けしていただく
作るのにどうしても気が向かない方は和食の惣菜を何品かカゴへ入れて、きちんと自宅の食器で小分けして食事をいただいてみてください。
女性って、色んな種類の料理をちょっとずつ食べるのが好き!という人が多いですよね。見栄えも工夫して、目からの満足感も感じていきましょう。
色んな食材があるお店をチョイス
親しい友人と少しオシャレをして食事にいくだけでもいいですね。見た目を気にする余裕もなかったら、家族と一緒に外で食べるのもOKです。
アルコール類は浮腫みを促してしまうので、できるだけ控え、ぜひ色々な食材が少しずつ食べられる料理屋さんに行ってみてください。
ビュッフェや定食屋さんなど、最近はお肉からナッツまで色々なトッピングがされたサラダ専門店などもありますので、思い切って外食に行ってみるのもいいかもしれません。
いかがでしたか?
料理は毎日の生活に密着しているので、少しやり方を変えてみるだけで、PMSの辛さが少しずつ解消されていくかもしれませんよ。